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90年代最高のジャズシンガーの1人、ホリー・コール(持ち上げすぎか?)。これはそんな彼女の2枚目のアルバムで、日本での大出世作でもあります。
ホリー・コールはカナダ出身の女性ヴォーカリストで、日本にも何度か来日しています。トリオの残りの二人は、ピアノのアーロン・デービスと、ベースのデビッド・ピルチという人で、出しゃばりすぎないいい演奏をしてくれます。
このアルバムの中でも特に有名なのは、映画「バグダッド・カフェ」の主題歌「Calling You」。アメリカにいた頃、AT
& Tのコマーシャルに使われていました。日本でもCMかドラマかに使われていたみたいです。いいものは洋の東西を問わず使われるんですねぇ。他にはチャップリンの書いた曲「Smile」や、トム・ウェイツの「Purple
Avenue」など、ジャズっぽくない選曲もあり、なかなか楽しめる1枚です。
しかし実際のところ、彼女たちはアメリカでは日本ほどの人気はないみたいです。それはベースのデビッド・ピルチも言っていました(実は彼とピアノのアーロンとは話をした事があるんですよ、私。すごいでしょ、えっへん)。実際、シカゴでライブを見たときは30人くらいしか入らない小さなバーで、ステージもないところで演奏していました。「日本でやるときは大きなホールだから、ギャラが良くて、だから日本はいい国だ」と彼らも言っていたけれど、そういう意味で非常に日本人好みの歌い方なのかも知れません。
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