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「明るく軽快な」音楽が好きなあなたには、ジョアン・ジルベルトのベルトアルバムである「The
Legendary Joao Gilberto」(日本語のタイトルは「ジョアン・ジルベルトの伝説」)をオススメします。ちょっとジャズの要素のうすいアルバムかな、とは思うんだけど、逆にそれがある意味非常に私らしい選択なんで、ということでご了承下さい。
ジョアン・ジルベルトは、アントニオ・カルロス・ジョビンと並ぶ、ボサノバの創始者の一人です。ここでボサノバについて一行で説明すると「サンバなどのブラジル音楽がジャズと出会ってできた音楽」です。今では本国ブラジルでの人気は衰退気味のようですが、ジャズの一部として立派に息づいています。
で、そのジョアン・ジルベルトなんですが、ブラジルで音楽活動をした後、60年代初めに当時妻だったアストラッド・ジルベルトや前述のジョビンなどと一緒にアメリカにやってきます。その後ボサノバに興味を持ったサックス奏者のスタン・ゲッツと一緒に「ゲッツ〜ジルベルト」というアルバムを作ります。このアルバムに彼はヴォーカル兼ギタリストとして参加したんですが、このアルバムが大ヒットし、彼は一躍有名人となりました。
このアルバムは、1958年から61年にかけて録音したものを集めたベストアルバムです。61年というと、まだボサノバが大ブレイクする前なので、音楽的にもブラジル色が強く、ジャズの香りはそれ以後のものと比べると若干少なくなっています。でも彼独特の節回しはその当時から顕在で、涼しげな音楽なんだけど、ブラジルの熱気も感じられるという不思議な感覚は、このアルバムでも充分に楽しめます。もうひとつのオススメは、このアルバムに収録されている曲の数。その数なんと38!70分以上も続く彼の歌声で、あなたの心はもうブラジルです。
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