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このアルバム、メデスキ・マーティン・アンド・ウッド(以下MMW)の熱狂的ファンである私は、聴いた瞬間に「やっぱMMW、かっちょええわ」と驚愕・そして感嘆しましたが、普通の人はあまりそうは感じないかもしれないということをあらかじめ書いておきます。同じMMWでもこちらで紹介しているアルバムの方が全然聴きやすいので、初心者はまずこちらをお試しください。
MMWは、ニューヨークのニッティング・ファクトリーという、とんがったジャズ系のアーティストが多数出演するクラブのリーダー的存在、という話をどこかで聞きました。それはともかくとしても、名門ブルーノートがかなり力を入れてるグループでもあり、したがって彼らの音楽は非常にとんがってはいるものの、ジャズの未来形の一つの在り方を提示していると考えています。そしてそれはいつでも新しいものを追求していかなくてはいけないジャズという音楽にとって最も大切なことであり、そういう訳でMMWは(音楽自体からはそう感じられないかもしれないけれど)世界で最もジャズ的な存在だと私は理解しています。
これはそんな彼らのアコースティックなライブのアルバムです。今までの彼らのアルバムでは必ず電気楽器を使っていたし、最近ではDJを加えて活動していたことを考えると、逆説的ではあるけどこれまた斬新な試みだと思いました。初めてのライブアルバムがアコースティックというのも極めて彼ららしいです。ここでやっている音楽はメロディのあるフリージャズっぽい音楽で、これが彼らのルーツらしいのですが、初期の彼らのアルバムと比べると音楽的に全然進歩しているのがよくわかります。これからも彼らにはリスナーをいい意味でどんどん裏切っていって欲しいと思います。
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