シカゴのアーティスト特集

 Never Let Me Go / Jackie Allen
アルバム名   Never Let Me Go
アーティスト   Jackie Allen
製作年   1994
レーベル   Lake Shore Jazz of Chicago
レコード番号   LSJCD-005(輸入盤)

 現在のジャズシーンの発信地といえば何と言ってもニューヨーク。ウェストコーストはともかく、シカゴなんて基本的には大して注目されていないんですが、実は無名だけどいいミュージシャンの出演するライブが、特に市内の北側のジャズクラブで楽しむことが出来ます。今回はシカゴ中心に活動しているアーティストのアルバムを紹介していくことにします。

 まずは女性ボーカリストのジャッキー・アレン。レーベルを見ても分かる通り、このアルバムはシカゴのローカル・インディーズから発売されているので日本で手に入るのか実は不明だったりするのですが、彼女の歌というのは日本人が想像するいわゆるジャズ・ボーカルで、アメリカではともかく日本で発売すればシロート相手にかなり売れるんじゃないか、と思っていたりします。バックで演奏しているミュージシャンも全然知らない人ばかりですが、演奏自体は悪くないです。というか私はむしろ好きです。

 このアルバムに収録されている曲も、バラード調のスタンダードが中心で、とても取っつきやすいです。ん〜、考えてみるとこういう路線はアメリカでもそれなりに人気が出ると思うから、もう彼女もメジャーレーベルからデビューしているかもしれないですね。無責任で申し訳ないけど、気になる人はレコード屋さんで探してみてください。よろしく。



 Here's The Deal / Liquid Soul
アルバム名   Here's The Deal
アーティスト   Liquid Soul
製作年   1999
レーベル   Shanachie
レコード番号   Shanachie 5065(輸入盤)

 シカゴで結成され、現在ニューヨークのジャズシーンにも影響を及ぼしているらしいアシッドジャズのバンドがこのリキッド・ソウルです。って雑誌に書いてあったんですが、彼らの音楽ってホントにアシッドジャズなのか、アシッドジャズというものがいまひとつ理解しきれていない私にはちょっと不明な点もあるんですが、私はかっこいい音楽はジャンルを無視して全て許すというポリシーの持ち主なので、とりあえず紹介してしまうことにします。

 アシッドジャズがどういう音楽かは知らない私ですが、リキッド・ソウルの音楽というのはわかりやすく言えば『ブレッカー・ブラザースとメシオ・パーカーの音楽を足して2で割ったものに90年代風の味つけをしたもの』って感じでしょうか。などと書いてもわからない人がたくさんいるかもしれませんが、ラップあり・ファンクありといった黒人臭さにスムースな白人っぽい演奏をうまく融合させた音楽ともいえます。

 このアルバムは1年前にアメリカで発売になったものですが、彼らが来月の斑尾のジャズフェスに来るのにあわせて、どうやら今月国内盤も発売されるようです。というわけでファンクなノリの良さを求める人達は彼らのアルバムを買い、そのまま斑尾になだれ込んで踊りまくってしまいましょう。私は踊るかどうかわかりませんが、斑尾には行く予定でいます。というわけでみなさん、斑尾でお会いしましょう!(って会場広すぎて会えないって)。