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ジャズのパーカッショニストで私が一番好きなのは、今回紹介するサブー・マルチネスという人です。といっても彼の経歴とかはほとんど知らないし、現在生きているかどうかも知らないんですが。しかもそれを調べようという気すらなかったりしてます。でも彼の「どこかおどろおどろしい感じが漂う太鼓の音色」はワン・アンド・オンリーで、とにかくカッコいい。比較的マイナーなミュージシャンではありますが、夏だし、ラテンだし、この機会に特集してみることにしました。
サブー・マルチネスは(たぶん)1930年に(たぶん)キューバで生まれました。11歳でプロデビューして以来、ジャズの世界ではチャーリー・パーカーやアート・ブレイキー、ディジー・ガレスピーといった大物ミュージシャンと競演し、またラテンの世界でも数多くの有名バンド(すいません、バンド名までは知らないっす)で演奏していたんだそうです。以前、今週のオススメで彼の名作「Palo
Congo」を紹介しましたが、あちらは彼の中のラテンな部分を大きく取り上げたアルバムでした。
このどうにもショボいジャケットデザインのアルバムは、彼の作品の中では極めてジャズ寄りの内容になっています。取り上げてる曲も「Woody'n
You」とか「Nica's Dream」といったジャズメンの書いたスタンダード曲、またその他の曲もジャズっぽいテイストに溢れていて、ラテンじゃなくてラテン・ジャズが好きという人にはオススメな1枚です。ここで聴けるサブーのパーカッションは、多少おどろおどろしいとはいえ正統派なジャズ・パーカッションで、ジャズメンとしても一流だったことがよくわかります。
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