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次に紹介するのは、異常に完成度の高い作品を作り続けるアーティストとして名高いジョン・ゾーンが作ったアルバムです。なおこの作品のジャケットはあまりにエグくて、私の方で自主規制してモザイクをかけています。これを見たら小さなお子さんは泣き出すだろうし、食事中の人は戻してしまうかもしれません。雑誌でこのアルバムが紹介されたときも、私の記憶ではこのジャケットではなくてジャケット裏の写真が掲載されていました。まあその写真も「うつぶせの男が頭から血を流しながら路上に倒れている。そしてその傍らには拳銃が落ちている」という強烈なものなんですけどね。
しかし演奏の方は、そこまでエグい内容ではありません。決して普通のモダンジャズなどというつもりはありませんが(というかジョン・ゾーンがそんな音楽をやるはずもない)、「Jazz
meets Rock」という基本路線にさまざまな他のジャンル(パンクとかファンクとか)が絡む、という感じですね。聴きやすい演奏とは言えないかもしれませんが、音楽的レベルは極めて高いと言わざるを得ません。
参加メンバーは、最近は作曲しかしていない本人がサックスを担当し、ビル・フリゼルがギターを担当しています。他のミュージシャンも勉強不足の私はよく知りませんが、完璧主義者のジョン・ゾーンのおめがねにかなっただけあって、素晴らしい演奏を披露しています。そしてボーカルには日本のヤマツカアイ(漢字は知りません)が参加しています。人によってはそれだけでどういう音楽かわかってもらえるかもしれないと思いますが、とにかく変わったものが好きな人は押さえておいてもいい音楽だと思います。
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