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4月中頃にハービー・ハンコック・アコースティック・バンドのライブを観てからというもの、ハービーの良さに改めて開眼し、最近は毎日のように彼のアルバムを聴いているんですが、中でも一番のお気に入りは彼最大のヒット曲であるタイトル・チューンが収録されているこのアルバムです。
ちなみにハービー・ハンコックという人は、今一番脂がのっているジャズ・ミュージシャンの一人です。出すアルバムがみんな素晴らしく、ここ2年はスウィングジャーナル誌のゴールドディスク大賞を2年連続で受賞しています。このアルバムはそんな彼が30年以上も前に出した大ヒットアルバムです。ジャズの中では「新主流派」と呼ばれるもので、それがどんなもんかというのはまたいつか説明しますが、一言で言えば伝統的なジャズと前衛的なジャズを掛け合わせて作られた、先進的なのに聴きやすいジャズのことを言います。このアルバムはその新主流派の代表アルバムで、デリケートなのに力強く、美しいけれどパワーに圧倒される素晴らしい演奏が収録されています。
このアルバムの曲名は、全て海に関係しています。ジャズと海ってなんか今イチあわないような気もするんだけど、これに収録されている曲はとても瑞々しい印象を与えてくれて、さわやかな気分に浸れます。特に1曲めのタイトル曲の非常に美しいメロディは一度聴いたら頭から振り払えなくなるほど印象的です。この間のライブではその美しいメロディがナマで聴けたんですよ!最新アルバムの曲ばかり演奏すると思っていた私は、ハービーの曲の中で私が一番好きなこの曲がライブで聴けるなんてあまりにうれしくて、我を忘れてエキサイトしまくってました。あ〜、行って良かった。今思い出しても幸せな気分になれるよ。誘ってくれたイタオカ君、ホントにどうもありがとう。君のことはこれから心の中で「ミスター・ナイスガイ」と呼ぶことにするからね。
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