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日本では「ザ・ケルツ」とかいう、ちょっと間違えると某社のビールみたいな名前で売られているエンヤのファースト・アルバム。ちなみにジャケットは国内版より輸入版であるこっちの方が渋い。金かかってない感もこっちのほうがするけど。あ、でも国内版もそうでもないか(笑)。
エンヤはニュー・エイジ・ミュージック界で一番人気のあるアーティストです。ベスト・アルバムもバカ売れしたみたいだし、昔は「夜のヒットスタジオ」(懐かしいね)とかに出演したりもしていたので、知っている人も多いですよね。だからあまり詳しくは書きませんが、音楽的には伝統とテクノロジーの融合、マルチボーカルな録音が特徴的で、適度に軽く、適度にミステリアスな感じがする曲を一貫して作り続けています。
このアルバムは、BBCで放送されたケルト民族に関するドキュメンタリーのサウンド・トラックです。その番組名が「ザ・ケルツ」だったので、国内版のタイトルはそうなったのです。曲の感じは、どこかで書いてあったけど「時間の超越感」が楽しめ、聴いている人を4次元空間に引きこむというか、宇宙の中に放り投げるというか、そういう感じがします。
私がまだ田舎で高校生をやっていた頃、このアルバムをウォークマンで聴きながら夜空の満天の星を眺めるのが好きでした。そう書くとなんかロマンチックですが、実際には立っていたのは田んぼのあぜ道だし、周りではカエルが絶えず鳴いているという環境だったのでした。でもこのアルバムはそういうことするのには向いている音楽なので、ロマンチックな雰囲気に浸りたいお二人さんは、場所を選びつつぜひ試してみてください。
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