Essential / Pogues
アルバム名   Essential
アーティスト   Pogues
製作年   1991
レーベル   Island
レコード番号   314-510 610-2(輸入版)

 イギリスのパンク・フォーク・バンド、ポーグスのベスト・アルバム。パンク・フォークって聞いたことない人も多いと思うけど、それもそのはず、それは自分が曲から受けた印象なんであって、実際にはそういうジャンルはないかもしれないから。でも本当にやっている音楽はパンクなフォークミュージックなんですよ。

 ポーグスは、シャーン・マクゴワンという、以前パンク・バンドをやっていた人を中心に、8人で結成されたバンドです。音は結構パンクな感じもしますが、使っている楽器は通常のギターやベースに加えてアコーディオンやバンジョー、マンドリン、ウクレレといった素朴な音がするもので、その辺がフォークっぽい感じを出しているんだと思います。現在はリーダーだったマクゴワンさんが抜け、7人で活動しています(未確認ですが)。どうなることかと思いましたが、新しいアルバムも結構いいですよ。まあちょっとパンクっぽさは抜けちゃいましたけどそれは仕方ないですね。

 ほとんどの曲がにぎやかというかやかましい曲なんですが、しっとり聴ける曲もあります。私が一番好きなのは、そんな感じのする3曲目の「Lorelei」という曲なんですが、6曲目の「Fairytale of New York」もなかなかいいですね。クリスマスに一人で聴いたら絶対泣くね。といったタイプの曲なんですがその次に収録されている「Fiesta」という曲はお祭り騒ぎみたいな曲で、泣きそうになった自分がバカみたいに思えたりもします。



 Enya / Enya
アルバム名   Enya
アーティスト   Enya
製作年   1986
レーベル   Atlantic
レコード番号   7-81842(輸入版)

 日本では「ザ・ケルツ」とかいう、ちょっと間違えると某社のビールみたいな名前で売られているエンヤのファースト・アルバム。ちなみにジャケットは国内版より輸入版であるこっちの方が渋い。金かかってない感もこっちのほうがするけど。あ、でも国内版もそうでもないか(笑)

 エンヤはニュー・エイジ・ミュージック界で一番人気のあるアーティストです。ベスト・アルバムもバカ売れしたみたいだし、昔は「夜のヒットスタジオ」(懐かしいね)とかに出演したりもしていたので、知っている人も多いですよね。だからあまり詳しくは書きませんが、音楽的には伝統とテクノロジーの融合、マルチボーカルな録音が特徴的で、適度に軽く、適度にミステリアスな感じがする曲を一貫して作り続けています。

 このアルバムは、BBCで放送されたケルト民族に関するドキュメンタリーのサウンド・トラックです。その番組名が「ザ・ケルツ」だったので、国内版のタイトルはそうなったのです。曲の感じは、どこかで書いてあったけど「時間の超越感」が楽しめ、聴いている人を4次元空間に引きこむというか、宇宙の中に放り投げるというか、そういう感じがします。

 私がまだ田舎で高校生をやっていた頃、このアルバムをウォークマンで聴きながら夜空の満天の星を眺めるのが好きでした。そう書くとなんかロマンチックですが、実際には立っていたのは田んぼのあぜ道だし、周りではカエルが絶えず鳴いているという環境だったのでした。でもこのアルバムはそういうことするのには向いている音楽なので、ロマンチックな雰囲気に浸りたいお二人さんは、場所を選びつつぜひ試してみてください。



 The La's / The La's
アルバム名   The La's
アーティスト   The La's
製作年   1990
レーベル   Go! Discs
レコード番号   828 202-2(輸入版)

 この間、横浜のタワーレコードに行ったときに「幻のブリティッシュ・ロック・バンド!」とか書いてあって、懐かしくなってつい紹介してみました。懐かしいだけじゃなくて、気に入ってもいるんだけどね

 The La's は、タワーレコードの解説にもあるとおり、イギリスのロックバンドです。幻かは分かりませんが、このよくできたアルバム1枚を残して解散しちゃったみたいです。さっき見たらプロデューサーがスティーブ・リリーホワイトだったりして、これはポーグスのほとんどの曲をプロデュースした人なので、今回は結果的にスティーブ・リリーホワイトのミニ特集みたいになっちゃいました。といってもリリーホワイトさんが有能な売れっこプロデューサーという知識しかないんだけどね、私には。

 このアルバムからは「Timeless Merody」「There She Goes」ほか数曲がシングルカットされたように記憶しています。イギリスのチャートで5位くらいまでは売れた気がします。アコースティックな音で、その頃は初期の R.E.M とかに似てるかな〜とか思ったことを覚えています。今聴くとちょっと違うような気もするけど、違っていないような気もします。まあ、幻のバンドらしいので、これを機会に買っておきましょう。いつかプレミアもつくことでしょうから(ウソ)