Cafe Bleu / The Style Council
アルバム名   Cafe Bleu
アーティスト   The Style Council
製作年   1984
レーベル   Polydor
レコード番号   817 535-2(輸入版)

 1980年代にイギリスや日本で(アメリカでもか?)大ヒットしたスタイル・カウンシルの2枚目のアルバム。バンドの名前の通り、スタイリッシュな曲が目白押しです。

 スタイル・カウンシルは「The Jam」を解散したポール・ウェラーがミック・タルボットと一緒に作ったバンドです。ジャム時代はバリバリのパンクロッカーとして名をはせたポール・ウェラーでしたが、スタイル・カウンシルになってからは一転、小洒落た曲をたくさん作りました。年とともに音楽性が変わるのは良くあることですが、ジャムで成功したので暴れ狂う必要もなくなったということなんですかねえ?とにかくこの頃の作品はジャジーな雰囲気の漂うちょっぴり大人向けのポップスが多いです。

 ちなみにこのサイトの名前である「cafe blue」はこのアルバムに由来しているの?という質問を数人からされたんですが、違います。実はサイトを作った頃はこのアルバムのことは知らなかったのです。そうした質問を何回かされて、これもなにかの縁だからと思ってこのアルバムを買ってみました。そしたらタイトルからは思い出せなかったけど懐かしい曲がいくつも入っていて、ほのぼのとしたりしました。最近のポール・ウェラーは聴いていませんが、またちょっと追いかけてみようかな、とか思っています。



 Patrol / Steve Martland
アルバム名   Patrol
アーティスト   Steve Martland
製作年   1994
レーベル   Catalyst
レコード番号   09026-62670-2(輸入版)

 大学生だった頃、シカゴのタワーレコードで「ポストモダンなクラシカル・ミュージック」として売られていたアルバム。クラシックに詳しいわけじゃないんですが、シロートとして言わせてもらえば、確かに普通のクラシックじゃないと思います。

 ジャケットを見る限り、まるで軍人のようなスティーブ・マートランドさんですが、最初は実際にイギリス海軍に入る希望を持っていたようです。それがどういう訳か作曲を学び、結果的に「ポップス界からは人気があるけどクラシック界からは嫌われる」クラシックの作曲家となったのでした。確かに彼の書く曲は保守的なクラシックの批評家からは嫌われるだろうな、というのは容易に想像できます。だって全然クラシック=古典的じゃないもの(笑)。

 このアルバムには「ダンスワークス」「プリンシピア」「パトロール」の3曲が収録されているのですが、このうち「ダンスワークス」はミニマル・ミュージックっぽい感じもあって個人的には一番気に入っています。楽団の編成もホーンが5本、ギターが2本、ピアノとバイオリンがひとつづつといった具合で、ジャズのビッグバンドみたいな感じすらします。一風変わったクラシックを試してみたい人はぜひチャレンジしてみてください



 Ainda / Madredeus
アルバム名   Ainda
アーティスト   Madredeus
製作年   1995
レーベル   EMI
レコード番号   7 243 8 32636 2 2(輸入版)

 数年前、ウィム・ヴェンダース監督作品の「リスボン物語」という映画がありました。映画のストーリーは正直言ってあまり覚えていませんが、リスボンの町並の風情ある景色とイベリア半島っぽい音楽はとても記憶に残りました。これはその映画のサントラです。

 音楽を担当していたのは、全編通じてマドレデウスというポルトガル出身のバンドです。女性ボーカル1人とギター、アコーデオン、チェロなどの楽器でどうやら構成されているようです。一応アルバムに楽器の名前は書いてあるんですけど、ポルトガル語なので読めないのです。だから「どうやら」しかわからないんですが、ギターの柔らかい音色とアコーデオンの素朴な音色にソプラノなボーカルがのっかった感じは、今はやりのヒーリング効果があるようにも思え、大変いいです。

 でもなぜかスペインとかポルトガルと言ったイベリア半島っぽい音楽って、少し寂しげな感じがするんですよね。ラテンな人々の陽気さが音楽には反映されていないことが多いような気がします。このアルバムも例に漏れず、数曲を除いてしみじみしちゃうんですよね。まあしみじみしたくて聴いているんだから何も問題はないんですが、ちょっと不思議に思ったりしました