|
小澤征爾指揮によるサイトウ・キネン・オーケストラの「ノーベンバー・ステップス」。作曲者は世界で最も認められた日本人作曲家である武満徹です。クラシックはあまり聴かないんだけど、この曲は「わび・さび」な感じがかなり個人的に気に入ってます。
といっても、私が武満さんを知ったのは、彼が亡くなったというニュースを見たのが最初でした。その後NHK教育でやっていた追悼番組(確か立花隆が司会だった)でこの「ノーベンバー・ステップス」を聴き、あまりのかっこよさに心を打たれたのでした。他の曲も、知識の薄い私なんかが思い浮かべるクラシック音楽とは一味も二味も違っていて、いかにも日本的な「わびさび」の世界を西洋的なものと上手く融合させている点に彼の偉大さを感じます。
演奏しているサイトウ・キネン・オーケストラは、桐朋学園の創始者の一人である斎藤秀雄氏の功績を記念して作られたオーケストラだそうです。何年か前から私の地元である松本(斎藤氏の出身地ってことなのかな?)で夏に指揮者の小澤征爾をはじめとする世界各国で活躍している音楽家が集まり、フェスティバルが開催されています。私も一度観に行きたいと思ってるんですが、メンツが素晴らしいんで東京とかからわざわざ見に来る人が多く、地元にはチケットが回ってこないとか聞きました。くっそー、東京人は東京でやるライブを観やがれっ!そうすれば俺が観られるから、とか思ったりしましたが、考えてみると今は私も東京にいるわけで、言う権利ないなあ、と思ったりしました。
|