Lock, Stock And Two Smoking Barrels / V.A.
アルバム名   Soundtrack of "Lock, Stock..."
アーティスト   Various Artists
製作年   1998
レーベル   Island
レコード番号   CID 8077/524 578-2(輸入版)

 最近観た映画の中で、ダントツで面白かったのがこのイギリス映画「ロック・ストック・アンド・トゥー・スモーキング・バレルズ」。脚本、演出、カメラワーク、音楽、キャスティング、どれをとってもよくできた映画で、サイコーでした。あまりに面白かったので、映画館に2回も足を運んじゃいました。台詞のコックニー訛りが激しかったので、2回目でわかった笑える箇所もたくさんあって、そういう意味でも2回観て良かったなあ、と思いました。

 そしてそのサウンドトラックがこれ。収録されているアーティストで知っているのはジェームス・ブラウン、ストーン・ローゼス、ダスティ・スプリングフィールドくらいしかいないんですが(最近ロケンロールは聴いてないので)とにかくカッコいい曲が目白押しです。サウンド・トラックはほとんど買わないんですが、このアルバムは映画を観た直後にCD屋に直行しました。それほど印象的な曲が多かったので。

 映画を観ていない人でも(特に若い人は)好きになりそうな曲がたくさんありますが、出来ることなら映画も観て欲しいですね。暴力的な話なんですが、描写が間接的でスタイリッシュな映像なので血とか見るのが嫌いな人でも楽しめると思います。東京周辺では渋谷でしかやってませんが、横浜では2箇所でやっているようです。というわけで横浜周辺の人は是非観に行ってください。楽しめること間違いなしっすよ!



 November Steps / Saito Kinen Orchestra
アルバム名   November Steps
アーティスト   Saito Kinen Orchestra
製作年   1991
レーベル   Philips
レコード番号   432 176-2(輸入版)

 小澤征爾指揮によるサイトウ・キネン・オーケストラの「ノーベンバー・ステップス」。作曲者は世界で最も認められた日本人作曲家である武満徹です。クラシックはあまり聴かないんだけど、この曲は「わび・さび」な感じがかなり個人的に気に入ってます

 といっても、私が武満さんを知ったのは、彼が亡くなったというニュースを見たのが最初でした。その後NHK教育でやっていた追悼番組(確か立花隆が司会だった)でこの「ノーベンバー・ステップス」を聴き、あまりのかっこよさに心を打たれたのでした。他の曲も、知識の薄い私なんかが思い浮かべるクラシック音楽とは一味も二味も違っていて、いかにも日本的な「わびさび」の世界を西洋的なものと上手く融合させている点に彼の偉大さを感じます。

 演奏しているサイトウ・キネン・オーケストラは、桐朋学園の創始者の一人である斎藤秀雄氏の功績を記念して作られたオーケストラだそうです。何年か前から私の地元である松本(斎藤氏の出身地ってことなのかな?)で夏に指揮者の小澤征爾をはじめとする世界各国で活躍している音楽家が集まり、フェスティバルが開催されています。私も一度観に行きたいと思ってるんですが、メンツが素晴らしいんで東京とかからわざわざ見に来る人が多く、地元にはチケットが回ってこないとか聞きました。くっそー、東京人は東京でやるライブを観やがれっ!そうすれば俺が観られるから、とか思ったりしましたが、考えてみると今は私も東京にいるわけで、言う権利ないなあ、と思ったりしました。



 Bitter Suite Live / Hue And Cry
アルバム名   Bitter Suite Live
アーティスト   Hue And Cry
製作年   1989
レーベル   Circa
レコード番号   VJCP-2512

 ヒュー・アンド・クライは、ケイン兄弟によるジャジーなポップスを演奏するイギリス出身のバンドです。普段はエレクトリック・サウンドにストリングスやホーンを多用したゴージャスな感じの曲が多いのですが、このアルバムは兄がピアノを弾き、弟が歌う(曲によってはストリングスやホーンもちょっと入ってます)というシンプルな作りのライブ・アルバムです。

 演奏している曲は半分くらいは彼らのオリジナル曲で、残りはカバーです。オリジナル曲に関しては、それ前のアルバムではゴージャスなアレンジをしていたわけで、ここで聴けるのは全然別の曲という印象を受けました。どちらがいいというわけじゃないんですが、こういうシンプルな作りの方が彼らのパワーがストレートに伝わってくる感じがして、私は好きです。カバー曲ではケイト・ブッシュやエルビス・コステロ、それからジャズの「ラウンド・ミッドナイト」などが取り上げられていて、彼らの趣味がうかがえます。

 最近彼らのことはチェックしてなかったんだけど、この間「スウィング・ジャーナル」というジャズの雑誌を見ていたら、彼らが新譜を発表したという記事がありました。以前はジャズ寄りポップスだと思ってたんですが、もしかして今はすっかりジャズの人になっちゃったんでしょうか? ま、本来その手の垣根は必要ないものな訳だし、どうでもいいことではあるんですけどね。