雰囲気 ★★★★
(南青山) 値段 ★★★★
  サービス ★★★★
  演奏 ★★★★
  料理
  総合 ★★★★

解 説

 南青山のブルーノートからも近い場所にある、老舗ジャズクラブなのですが、初めて行く人にはちょっとわかりづらい場所にあります。私も初めて行ったときは、友人と「この角を曲がればいいの?」「いや、そっちの角だろう」とか言いながら行きました。以下に私からの道案内を書くと、

1)地下鉄・表参道の駅を出て、骨董通りを進む
2)右手に見える「Hunting World」の角を右折
3)すぐにぶつかる1つめのT字路を左折(「ビリケン商会」という雑貨屋)
4)また1つめのT字路を右折(「Sans Souci」という高級婦人靴屋)

となります。住宅街の中なので「この道でホントにあってるの?」と不安になるかと思いますが、私を信じて(!)書いてあるとおりに行ってみてください。ちなみにかっこ内のお店は、曲がる角の目安となるお店です。店名がわかりにくかったりライブを見に行く夜には閉まっていたりして、あまり参考にはならないかも知れませんが、一応載せておきます。

 しかしこのお店は、そんな苦労をしつつ到達するだけの価値のある素敵なお店です。店内はそこそこ広く、暗めの照明がオトナの雰囲気を醸し出します。またステージというか、ミュージシャンが演奏する場所はテーブル席の至近距離なので、うまくその席に座ることが出来たときにはたまらない迫力が感じられます。カウンター席もなかなか良い雰囲気なので、一人で行ってお酒を飲みながら待っているというのも結構いいかも知れません。また奥の方には大きなテーブル席もあり、大勢で行っても問題ありません。とはいえ私は奥の方には座ったことないけどね。客層は普通のサラリーマンやOLが多かった気がします。小洒落た店内ですが、意外にアットホームな雰囲気で、どんな人でも楽しめる空間だと思います。

 値段はテーブルチャージが3,500円で、飲み物は千円前後、食べ物は千円台のものが多かったと思います。まあ普通の料金ですが、他のジャズクラブと比べるとライブの開始時間が遅く、したがって終了も遅いので、住んでる場所によっては1回目のステージが終わった時点で帰った方がいい人も出てきちゃいます。それがちょっと残念と言えば残念ですかね。でも店員さんのサービスもてきぱきとしていて気持ちいいし、終電が比較的遅くまである人にとっては、このサービス、このパフォーマンスでこの値段というのはかなりお得だと思います。

 メニューは食べ物も飲み物も結構豊富でした。初めて行ったとき、私と友人は食事を済ませた後だったので食べ物は野菜スティックとあと1品(忘れました)しか食べなかったと記憶してますけど、盛りつけもお洒落でおいしかったと思います。飲み物もウィスキーからカクテルまでメニューが多くて良かったんですが、コロナ・ビールを頼んだ友人(女性)は、お店のシックでオトナな雰囲気と「ビールのラッパ飲み」というカジュアルな行動のギャップに耐えきれず、グラスビールを頼んだ友人(男性)を拝み倒して交換してもらっていました。そういう意味では雰囲気的に飲むものを考えた方がいいかもしれないというのはありますね。

 出演ミュージシャンはストレートなジャズの他、ラテン・ジャズのミュージシャンが多いらしいです。私のサイトでも紹介している横山達治さんも月に1回くらいリーダーセッションをやってますし、奥山勝さんも横山さんのグループやウィリーナガサキさんのバンドで活躍していて、私もしばしば足を運ぶお店ですね。夜中になるとブルーノートに出演した来日ミュージシャンが飛び入りで演奏することもあるそうで、終電を気にしないでいい人は夜中をまったり過ごすと、有名ミュージシャンの演奏を格安で楽しめることが出来るかも知れません。

 まとめとしてはですね、ちょっと品良くおしゃれな感じでジャズを楽しむにはとてもいいお店だと思います。デートなんかに使うとちょっと「ジャズ通」っぽくてかっこいいかも知れませんね。平日は予約なしでも大丈夫なことも多いですが、週末のデートなんかでばっちりいい席を押さえておきたければ予約した方が確実ですね。その割にはコストパフォーマンスもお手ごろだし、ジャズライブ入門者にはもってこいのお店だと思います。オススメですよ!