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ここ1週間くらい、梅雨が明けたんじゃないかと思うほど雨が降らない暑い日々が続いています。といっても私の家は高原地帯にあるので湿度も少な目でとっても涼しいのですが(是非羨ましがって下さい。ここはマジ嫌がらせのつもりで書いています)、こういう爽やかな暑さの中で聴くのにぴったりの音楽といえばこのチック・コリアの不朽の名作がいいでしょう。
ジャケット写真がとても洒落てて爽やかな雰囲気がありますが、演奏もエレピの音がとても涼しげで、ジャズには珍しく太陽がとてもぴったりハマります。特に以前日産車のCMにも使われた「What
Game Shall We Play Today」なんて、曲が流れてきた瞬間から部屋の明るさが1.2倍になったように感じられ、また窓を閉め切っているにもかかわらず一陣のそよ風が通りすぎたような錯覚に襲われてしまいます。恐るべしチック・コリア・マジック。というか個人的にはパーカッションのアイアート・モレイラ・マジックだと思ったりもしていますが、まあそんなことはどっちでもいいです。
というわけでチック・コリアの説明をし忘れてましたが、チックはビル・エバンス以降に登場した3大ピアニストの1人です。アコースティックもエレピも両方やりますし、ラテンからモダンジャズからクラシックからブラジル音楽からフリージャズから何でもやっちゃう才人で、その節操のなさが彼の持ち味といえましょう。日本が大好きらしく、一時期京都に住んでいたこともあります。「スペイン」「アーマンドズ・ルンバ」などのラテンの名曲の作曲家としても知られ、ただのぎょろ目のおじさんじゃないということがよくわかります。
ちなみにこのアルバムを発売する直前まで、彼はフリージャズのバンドを組んで活動していました。それを解散した直後にこれほどのソフト路線の(といっても最後の『ラ・フィエスタ』とかはちょっと激しいけど)作品を作って大ヒットさせてしまうあたりに、彼の音楽的センスとは別のビジネスマン的センスを感じてしまったりもしました。まあそれは別に悪いことじゃないけどね。ただ個人的にはそれがチック・コリアの軽さを象徴しているようにも思ってますが。
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