ウィリー・ボボをオススメにしてマニラに旅立ってから、気がついたら3ヶ月以上が過ぎてしまってました。「いったいいつまでウィリー・ボボを勧めりゃ気が済むんじゃぁ〜っ!」といらいらしている人もいたかもしれませんが、ま、そういうあんたはネットにつないでタダであちこち見てるんだからいろいろ文句を言わないの。こっちにもいろいろ事情ってもんがあるんだからさ。という具合に高飛車な態度で読んでくれている人を一回ひかせた後で、とってもすばらしいアルバムを紹介します。

 このアルバムは、20世紀を代表する天才プロデューサー、キップ・ハンラハンが率いるディープ・ルンバのセカンド・アルバムです。このサイトのメーリング・リストでもちょっとだけ盛り上がったんですが、いや、このアルバムはホントに素晴らしいね。日本に帰ってきてよかったことの一つがこのアルバムが買えたということというくらい、個人的には気に入ったアルバムです。マニラじゃ売ってないもんなあ、キップ・ハンラハンは(キップ・ハンラハンとディープ・ルンバに関する説明はこちらを参照してください)。

 以前このコーナーで1作目を紹介したんですが、そしてあれも十分にいいアルバムでしたが、このセカンドに比べたらファーストはまだまだでしたね。出来はこっちの方が断然すばらしいです。きっとこのメンバーで数多くのライブをこなし、メンバーの意志疎通が容易になった結果、これほどまでにパワフルでありながらも調和された音楽が生まれたのだと思います。もちろん今年の1月にブルーノートで見たライブに比べたら物足りなさは残りますが、CDでこれだけのものを聴かせてくれたら文句は言えないでしょう。もしかしたら普段音楽にあまり親しんでいない人には、このアルバムは『音の洪水具合』があまりに激しくて聴きづらいかもしれません。そういう意味では万人向けの音楽じゃないとも思いますが、それでもできるだけ多くの人に聴いてもらえたら嬉しいと感じています。

 以上、3ヶ月ぶりにオススメアルバムを紹介してみましたが、ブランクが長かったらどうやって文章を書いたらいいかとか結構忘れちゃうもんですね。まあ徐々にリハビリしつつ、ぼちぼちと再開していこうと思います。最初のうちは文章の切れとか全然ないかもしれませんが(え、最初からそんなもんなかったって?)飽きずに駄文におつきあいいただければ幸いです。ということで、来世紀もなにとぞよろしく。