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ここ最近、梅雨のせいで寒かったり暑かったりと気温の変化が激しいですね。変化が激しいといえばセロニアス・モンクのピアノだね、というかなり強引な導入で申し訳ないのですが、とにかく今週はそういう訳で、セロニアス・モンクがコロンビア・レーベルに残した名アルバムを紹介します。
セロニアス・モンクは、ジャズが生んだ最も偉大なオリジネイターの一人です。彼の弾くピアノはとにかく個性的で、どんな初心者でもモンクのピアノだけは簡単に聞き分けることが出来るほどです。ビ・バップが流行っていた1940年代から音楽活動を行っていましたが、そのあまりに個性的な音楽世界は世間ではなかなか認められず、長い間冷遇されていました。1950年代半ばに入ると徐々に彼の才能が認められるようになり、1960年代には円熟味溢れる数多くのアルバムを残しました。また彼は作曲家としても非常に優れていて、若いうちから『ラウンド・ミッドナイト』などをはじめとする数々の名曲を残しています。
『ソロ・モンク』と名付けられたこのアルバムは、セロニアス・モンクが残したソロピアノによるアルバムとしては通算4枚目のアルバムになります。このアルバム以前に録音された3枚では、誰も到達できないセロニアス・モンク独特の世界に聴いた瞬間から否応なしに引っ張られていっちゃうんですが、このアルバムはもうちょっとリラックスして聴ける作品になっています。そうはいってもモンクらしさは全く失われておらず、彼独自の美意識に貫かれた名アルバムといえます。以前のアルバムではオリジナル曲を中心にしていましたが、このアルバムにはスタンダードも多く含まれており、そういう意味でも初心者向けといえます。
このアルバムはジャケットもかっこいいですね。なんでモンクがパイロットなのかが全然わからないんですが、その訳のわからなさも「やっぱりモンクだな」と思わせてしまうものがありますね。この焦点が合っていない表情もいかにもな感じがするし、やっぱりモンクはかっこいいね。ジャズミュージシャンのファッションだとディジー・ガレスピーもかっこいいと思いますが、一番とんがっているのはやっぱりモンクでしょう。彼が愛用していたことで有名な柄が竹のサングラス、私も欲しいなあ。
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