|
イギリスのパンク系フォークバンド(フォーク系濃いめのポップスバンドか?)である、ポーグスのアイランド・レーベル時代のベストがこの『エッセンシャル』というアルバムです。
ポーグスは、1980年代初めに、それまでパンクバンドをやっていたシャウン・マクゴワン(って読み方でいいのかな?)という人が、アイルランドの伝統的な音楽とイギリスのフォークを彼自身のパンキッシュな感性で作り上げた8人ユニットのバンドです。ギターやベース、ドラムスといった通常のロックの楽器に加え、バンジョーやマンドリン、アコーディオンといった楽器を使い、トラディショナルな雰囲気を醸し出しつつも曲はかなりロックというあたりが高校生だった私のお気に入りだったのでした。このバンドの名前の由来は、ゲール語(ゲール人の使うケルト語らしい。私もよくわかってない)で「kiss
my ass」を意味する「Pogue Mahone」から来ているらしく、その辺がいかにもパンクって感じがします。
このアルバムは88年から90年までに彼らがアイランド・レーベルに残した3枚のアルバムを基に作られたベスト・アルバムです。これ以降、リーダーのマクゴワンが抜け、7人で活動するようになったため、彼の歌声が聴けるのはこのアルバムとかが最後の方になります。個人的には彼のがなりたてるボーカルはあまり好きじゃないはずなんですけど、彼の声がなければないでちょっと寂しいという感じもします。ちなみにこれ以外にも数枚ベストが発売になったみたいで、その辺から彼らの人気はかなりマニアックなものであったことが推測できます。
上にもちょっと書きましたけど、ポーグスは私が高校生だった頃にすっごく好きだったバンドです。その頃から『雑食系リスナー』になる兆候はあったなあ、と久しぶりにこのアルバムを聴きながら思いました。だってパンク系フォークバンドなのに、中東っぽい曲やカリプソっぽい曲があるんだもん。ちなみに当時の私が惚れ込んでいた曲は「Lorelei」と「Fairytale
of New York」です。今聴いてもやっぱりいい曲だと思いました。それからこのアルバムにはローリングストーンズの「Honky
Tonk Train」も収録されていて、これもまた面白い仕上がりでなかなかいいです。
|