ゴールデンウィーク中のオススメアルバムは、どっぷり肩まで正統派ジャズに浸れるよう、帝王マイルス・デイビスの中でも非常に素晴らしいこのアルバムを紹介します。5月第1週のアルバム紹介も兼ね、2枚組のアルバムにしてみました。

 マイルス・デイビスという人は、この人がいなければ現在のジャズはない、という人であり、こんなちっぽけなコーナーではその業績を語り尽くすことが出来ない天才アーティストです。というわけで、ここでは紹介しません(^-^;)。興味のある人は別のサイトで探してみてください。

 このアルバムは1964年にニューヨークで行われた黒人公民権運動支援チャリティコンサートの様子を録音したものです。メンバーはマイルスの他、ハービー・ハンコック(p)、ロン・カーター(b)、トニー・ウィリアムス(ds)という黄金のリズムセクションにテナーサックスのジョージ・コールマンを加えた5人編成で、全員が緊張感みなぎるすごい演奏をしています。また、このアルバムに収録されている曲は全てがマイルスの代表曲であり、そのいくつかは極めつけのバージョンと言ってもいい出来です。そういう意味でもお買得になってます。

 マイルスの演奏はそれまではトランペットを吹かない沈黙(ミュートという)を利用した、最小限の音しか出さない渋〜い演奏が多かったんですが、この頃はかなり自由奔放に吹きまくってました。特にライブのときはハードにブローしていて、そのかっこよくてめちゃくちゃイカしたぶっ飛ばし具合を聴いていると、マイルスは渋いだけじゃないということがよくわかります。