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祝 メデスキ・マーティン&ウッド来日公演!
ということで、私の大好きなメデスキ・マーティン&ウッド(以下MMW。少年マガジンで連載中の、あのバカ漫画とは違います)が、今週の3日〜5日まで新宿と青山でライブを行います。このアルバムは以前にも取り上げたことがあるんですが、日本でライブをやるとなったら、ここはもう1回取り上げないわけにはいかないでしょう!
MMWは、ピーター・バラカンさんとかも絶賛しているそうなので知っている人も多いかも知れませんが、ジョン・メデスキ(org.)とビリー・マーティン(b.)とクリス・ウッド(ds.)の3人がヒップホップっぽいジャズをやるバンドです。彼らは出身は違うんですが、音楽的経歴はかなり似ていて、当初ロックやR&Bが好きで楽器を始め、後にジャズという音楽に親しむようになったということで、彼らの音楽性にもその傾向は表れています。
彼らが主に活躍している場所というのは、ニューヨークにあるクラブ「ニッティング・ファクトリー」周辺です。このクラブのあたりではジョン・ゾーンやジョン・ルーリーなどが中心となってさまざまな音楽が混然一体となった「文化としての音楽」を生み出しています。したがって彼らの音楽もとりあえず「ヒップホップ調ジャズ」と書きましたが、実際はロック、R&B、ソウルジャズ、ブラックファンク(白人3人組だけど)、ワールドミュージックなど、いろいろな匂いがしてきます。とにかくいろいろな音楽的要素が複雑に絡み合っているんですが、それはどうやらいろんな音をコラージュしているからで、「俺は一筋縄じゃいかないぜ!」という人にぴったりなように思われます。
このアルバムはそんなMMWの通算5枚目のアルバムであり、ブルーノート移籍後第1弾となったアルバムです。彼らの音楽はいわゆる典型的なジャズではないのですが、そんな彼らを名門ブルーノートが同レーベルの顔として今後プッシュしていくことに決めたそうで、こういうところからもジャズというのは進化し続ける音楽なんだなあと思わされます。まあジャズを聴く人口ってどんどん減っているようだから、そうやって間口を広げていかないと、実際問題として商業ベースで見た場合にヤバい状況に置かれてしまうということもあるのかもしれないけれど、確かにこのアルバムも今までロックファン、ポップスファンをやっていた人にこそ聴いて欲しいアルバムです。実際にアメリカでは、ロック的なライブ活動をしていたこともあり、オルタナティブ・ミュージックのファンなどから熱烈な支持を受けているそうです。彼らの音楽的経歴のように、今までロックやポップスを主に聴いてきた人にとっては、ジャズ入門編として最適の1枚だと思います。
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