春は穏やかな季節なので、黒っぽい音をしたジャズにはあまり向いた季節ではありません。などと言い訳をしつつ、3月第3週はさわやかなクラシックギターの調べを聴きながら春を満喫しましょう。

 以下「オススメアルバム2月号」より転載しています。


 クラシックのギタリスト、村治佳織の5枚目のアルバム。まだ20歳だというのに、このギターのテクニックには本当にびっくりさせられます。

 タイトル曲の「カヴァティーナ」は映画「ディア・ハンター」の主題曲です。とはいっても、このアルバムで聴くまでどういう曲かはすっかり忘れていましたが。このアルバムには他にも「マイ・フェイバリット・シングス」(「サウンド・オブ・ミュージック」の曲)や「コーリング・ユー」(「バグダット・カフェ」の主題曲)など、聴いたことのある曲も含まれているのが、普段クラシックを聴かない人(自分を含む)にはうれしいです。それ以外の作曲家は、私は初めて聞く名前ばかりでしたが、どれもいい曲でした。ま、私は村治佳織の音楽ならどれもいいと思ってしまう人間なので、あまりあてにはならないコメントかも知れませんが。