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東京では9月も半ばにさしかかろうというのに、まだ30度を越える真夏日が続いています。ホントは秋らしく、もっと落ち着いたアルバムを紹介予定だったのですが、期待を裏切るほどの不快指数の高さにちょっとキレ気味な私は、とにかく踊れるこの1枚をオススメすることにしました。
メシオ・パーカーは1943年生まれ(うちの両親と同じ歳!)のアルト・サックス・プレイヤーです。大学卒業後、地元で演奏していたところを「ゴッドファーザー・オブ・ソウル」ジェームス・ブラウンにスカウトされ、1964年に弟と一緒に彼のバンド(のちの
JB's )に加入しました。そこで王道ファンクを身につけた彼は、その10余年後、P−ファンク・ファミリーに加入してさらにファンクを極めていきました。こうした活動の後、満を持したところで個人名義のアルバムを何枚か発表し、その人気を確実なものにしていきました。
このアルバムは去年の夏に発売になった、彼の最新アルバムです。タイトルを訳せば「ファンク過多」「やりすぎファンク」みたいな感じになりますかね。そしてその名に恥じぬ思いっ切りファンクな内容です。収録曲も彼のオリジナルに加え、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、スティービー・ワンダー、マーヴィン・ゲイの曲などを取り上げ、それらを濃いめの痛快ファンク仕立てで演奏しています。このアルバムで特に注目すべきことは、メシオ・パーカーの歌が大きくフィーチャーされている点です。さすがに年齢のせいか、ラップ調の歌の多くは息子さんのコレイ・パーカーが担当していますが、90年代に入ってからはインスト系が多かった彼がこのアルバムでは存分に歌声を披露しています。彼の声はサックスの音色と同様、結構味があって私はとても好きです。
というわけで、メシオのライブはアツくて楽しそうだと思ったアナタに、朗報です。今年の10月25日から1週間、南青山のブルーノート東京で彼のライブが予定されています。もちろん私も行く予定でいます。まだチケットは取っていないのでいつになるかわかりませんが、必ず行きます。そして彼がステージ上で言う決めゼリフ「98%ファンク、2%ジャズ!」ってのを聞いてこようと思います。
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